1日目の最終プログラムは未来バンク事業組合理事長・apバンク監事の田中優氏によるご講演です。
田中氏は、環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わって来られ、地域での脱原発を、分かりやすく、論理的に訴えかけられています。そこで今回、これまでの活動の中でのお話や震災以降に感じられたこと等をお話頂きました。
「これまでの原発事故と今回の東日本で起こった原発事故の大きな違いは複数の原発に問題が起きたことなのです。現在進行形で福島原発からは放射能が出ており、最低でも今年一杯は”フレッシュ”な放射能が発生する危険性があります。
放射能の危険性は外部被ばくだけではなく、内部被ばくもあります。汚染した物を食べ続け、内部被ばくした場合、外部被ばくより100倍から1000倍危険なのです。それを子供たちに伝える必要があるのです」、と力強く、かつ分かりやすい言葉でお話されていました。
参加された方々はメモをとり、時折深くうなずきながら集中されて聞いていました。
最後に田中氏は「免疫力を作るためには何よりも前向きに生きること」が大切だとお話され、こんなメッセージをくれました。
「2050年、原子力発電がもう一度事故を起こし、もう二度と子供が生まれない社会になるのか、自然エネルギーにシフトして、地球温暖化や石油をめぐっての争い等が無くなった社会か、日本には2つの道しかない。それを選ぶのは私たちであり、今が転換期である。
将来の子供たちに、“こんなに良い社会になったのは、2011.3.11がターニングポイントになったからだったんだ”と言われたいし、その為に私たちは今できるだけのことをしなければならないと思うし、していきたい」
(文責:田中)
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