京都流議定書2012

2日目レポート
西川敬一

『自らが動く人、組織へ』 西川敬一氏(株式会社ブロックス代表取締役社長)によるワールドカフェが開催されました。2011年度、日本経営品質賞を受賞した川越胃腸病院の映像を題材に、総勢150名による対話が行われました。人が活き活きと働く組織づくりについて、堅苦しい会議の場ではなくカフェのような雰囲気の中、色々な立場の方々がお互いの考えや気づきを持ち合い、普段では気づく事のできない新たな発想が生まれ、活気のある素晴らしい意見交換の場となりました。

中澤清一

『陰口でも良い会社と言われる組織づくり』 中澤清一氏(四国管財株式会社代表取締役社長)に、企業が成長していく上で大切な事についてご講演いただきました。「クレームはラッキーコール」と考え、逃げずにクレームを解決していくことは、会社にとって成長の糧となり、お客様との信頼関係を築いていく上で非常に大事な事であるとのことでした。また、小さな事でも自分達で気づき、改善する事が会社の成長に繋がるとご指摘もありました。

望月智行

『いのち輝くホスピタリティ』 望月智行氏(川越胃腸病院理事長・院長)に、働く上で大切な事についてご講演いただきました。働きやすい環境とは、「人と組織が価値観と目的を共有する事で、それぞれの能力を最大限に発揮し、全体で最高の成果を生み出す環境である」とお話いただきました。また、一人が苦しんでいたら、必ず皆で支える事が大事なポイントではないかと語られ、そのためには「想い」と「仕組み」をバランスよく共有していく事が大事であるとご指摘もありました。

大久保寛司

『人が輝き チームが輝き まちが輝く』 京都フォーラム最終プログラムでは、大久保寛司氏(人と経営研究所所長)をコーディネーターに迎え、中澤清一氏、望月智行氏の3名によるパネルディスカッションが行われました。会場からは、会社を良くする為の秘訣や採用の基本軸についてなど、様々な質問が多く寄せられました。会場から質問を募集したことで、講演者だけではなく会場とも一体感のある素晴らしい意見交換の場となりました。

開催概要

日程:2012年7月20日(金)・21日(土)22日(日)
会場:ハイアットリージェンシー京都
主催:京都流議定書イベント実行委員会
共催:京都市
協賛:株式会社ウエダ本社
後援: 京都府・京都市教育委員会・(社)京都府観光連盟・(社)京都市観光協会・京都商工会議所・京都経済同友会・京都経営品質協議会・素晴らしき経営研究会・京都新聞社・KBS京都・エフエム京都・NPO京都コミュニティ放送・京都銀行・京都信用金庫・京のアジェンダ21フォーラム・京都グリーン購入ネットワーク・京グリーン電力運営協議会・ブロックス・株式会社内田洋行・富士ゼロックス株式会社・株式会社アーキエムズ・共同カイテック株式会社・コマニー株式会社・ムラテックメカトロニクス株式会社・有限会社アーキテクトタイタン・株式会社 アーキネット京都・株式会社HLC・株式会社 オリバー・株式会社 影近メンテ・キヤノンマーケティングジャパン株式会社・京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社・京都エレベータ株式会社・京都三菱自動車販売株式会社・小坂産業株式会社・株式会社コトブキ・コニカミノルタビジネスソリューションズ 株式会社・金剛 株式会社 大阪支店・シャープエレクトロニクスマーケティング株式会社・ダイキンHVACソリューション近畿 株式会社・東芝テック 株式会社・トーア油業 株式会社・日本興亜損害保険 株式会社・HACOBU KITCHEN・株式会社 ひまわり保険企画・株式会社 フジタ・富士電気工業 株式会社・株式会社 ホンダカーズ京都・株式会社 明光商会・Renbird株式会社(順不同)

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