『これからの日本、どういう人が必要か』 松本紘氏(京都大学総長)に、これからの日本、社会全体で一人一人をどう育てていくかについて講演いただきました。日本は個性を作ることに対し課題があり、親子・学校・企業・世界などの視点からみる「育人」の大切さを、 日本全体で考えなくてはならないとのことでした。 また、“四ガクの勧め:学力(知)、額力(情・思いやり・気迫)、顎力(言葉・健康)、楽力(人間力)”が重要とのご指摘もありました。
『人、企業、街、どうあるべきか』 松本紘氏、服部重彦氏(株式会社島津製作所代表取締役会長)、白須正氏(京都産業観光局長)のお三方に、産・官・学の枠を超えて人材育成やコミュニケーション、起業や学問に対する許容、経済などについて、幅広い分野についてお話いただきました。各界の識者が一堂に会し意見交換が行われ、連携による新たな知の創造の場となりました。
『これからの企業の在り方(残していくべき企業)』 鎌田恭幸氏(鎌倉投信株式会社代表取締役社長)と松永幸廣氏(京都監査法人マネージング・パートナー) に、本当に良い企業と経営者について対談していただきました。 本当に良い企業とは、「公共性」「社会性」「精神性」という3つの社会的要素と、 企業利益が相俟っていると、鎌田氏からご指摘がありました。 また、それを踏まえ良い経営者は5つの共通要素「圧倒的使命感」「謙虚さ」「勉強熱心」「人に対する関心」「現場主義」を持っていると語り合われ、良い企業と経営者の関係性についての対話が繰り広げられました。
『フューチャーセンター:対話をイノベーションにつなげる仕組み』
『フューチャーセンター×女性起業家×女子シャイン★Lab』
前半では、野村恭彦氏(国際大学GLOCOM主幹研究員)にフューチャーセンターの概念や方法論についてお話しいただきました。フューチャーセンターとは、「組織を越えた多様な方が集まり、
対話をし、アイデアを創発、そして実現するための、常に開かれた場」であり、自ら問いを立て、アクションを起こす文化が世界中に広がっていって欲しいとのことでした。
プログラム後半は、尾角光美氏(一般社団法人リヴオン代表理事)、三田果菜氏(Happy Beauty Project代表)、 角めぐみ氏(インディ株式会社代表取締役・NPO法人ハナラボ代表理事)、矢島里佳氏(株式会社和える代表理事)の、4名の女性起業家にもご登壇いただき、活動内容をはじめとして、各々の社会に対する問題意識と、 活動に対する想いを語り合われました。 終盤は会場への問いかけもあり、講演者と会場を交えてのダイアログとなりました。
日程:2012年7月20日(金)・21日(土)22日(日)
会場:ハイアットリージェンシー京都
主催:京都流議定書イベント実行委員会
共催:京都市
協賛:株式会社ウエダ本社
後援:
京都府・京都市教育委員会・(社)京都府観光連盟・(社)京都市観光協会・京都商工会議所・京都経済同友会・京都経営品質協議会・素晴らしき経営研究会・京都新聞社・KBS京都・エフエム京都・NPO京都コミュニティ放送・京都銀行・京都信用金庫・京のアジェンダ21フォーラム・京都グリーン購入ネットワーク・京グリーン電力運営協議会・ブロックス・株式会社内田洋行・富士ゼロックス株式会社・株式会社アーキエムズ・共同カイテック株式会社・コマニー株式会社・ムラテックメカトロニクス株式会社・有限会社アーキテクトタイタン・株式会社 アーキネット京都・株式会社HLC・株式会社 オリバー・株式会社 影近メンテ・キヤノンマーケティングジャパン株式会社・京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社・京都エレベータ株式会社・京都三菱自動車販売株式会社・小坂産業株式会社・株式会社コトブキ・コニカミノルタビジネスソリューションズ 株式会社・金剛 株式会社 大阪支店・シャープエレクトロニクスマーケティング株式会社・ダイキンHVACソリューション近畿 株式会社・東芝テック 株式会社・トーア油業 株式会社・日本興亜損害保険 株式会社・HACOBU KITCHEN・株式会社 ひまわり保険企画・株式会社 フジタ・富士電気工業 株式会社・株式会社 ホンダカーズ京都・株式会社 明光商会・Renbird株式会社(順不同)