このプログラムは午前の部でも御講演頂きました鬼丸氏のスピーチと、6月より開催しておりましたよせなべ講座の集大成、そして最後に会場全体でのワールドカフェで盛りだくさんの最終プログラムでした。
会場には老若男女様々な方に御参加いただいての大討論会となりました。
まず始めに、よせ鍋講座の実行委員会のNPO法人Live on代表の尾角氏、日本患者学会代表の深田氏、Chari Lab代表尾形氏、Climate Youth Japan副代表の廣岡氏 Happy Beauty Project代表の三田氏、活動紹介がありました。
よせ鍋講座とは「京都学生人間力大賞」の受賞者が二人一組で話題を提供し、学生・企業人・地域が混ざり合いながら生き方・働き方・社会貢献のあり方を考えるオムニバス講座のことです。志高い方のお話し方にはどこか訴えかける力があり、心に響くものがありました。
続いて、地雷除去や元子ども兵の社会復帰を支援する活動をされている、鬼丸昌也氏より『私にできること』の講演をいただきました。 「一歩上ったら、一歩ゴールに近づく。あたりまえのことだけれど、どんなに小さなことでもいいから、何かを始めてみる。一歩を踏み出すこと」が大切だと勇気を下さいました。
そして次に、嘉村賢州氏による、グループディスカッションがおこなわれました。ここでは、会場から話し合いたい議題を募集し、4〜5人のグループに分け進めていくプロアクションカフェという手法用いられました。
お題は「自分からつくりだす新しい世界」。地域に関すること、仕事に関すること、震災に関することなど、会場から様々なお題が出て、大変盛り上がりました。
最後に会場全体でブロックスの西川氏によるワールドカフェが行なわれました。 自らのネクストステップを考える場として、テーマ「新しい関わり方で社会に貢献するための一歩として自分自身のチャレンジ」でした。皆さん真剣に、この数日間の気づき、この数時間での気づきを、自分自身の胸に手を当て見つめ直されていました。
参加者の方々を見ていても会場にはとても良い空気が流れ、最後はどこか一体感を感じました。
(文責:田中)
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